GCPで意図しない課金を絶対に発生させないためには
こんばんは、mkurokiです。今年もあとわずかですね。
今日はGCPの小ネタです。
うっかり課金発生事案
GCP上でなにか環境を構築した後、使い終わって色々削除して
ヨシ!全部消したしこれで来月からは料金発生しないぞ!という状態のはずだったのに
翌月の請求を見ると、あれっ!なんかちょびっと請求が来てる!
ってこと、ありませんか?僕はありました。
よくあるのは、使い終わったVMは削除したんだけど、IPアドレスを消し忘れた!ってケースですかね。月10ドルくらい持っていかれて、悲しい気持ちになります。
また、2020 年 1 月 1 日から、無料枠に該当しない公開アドレスの VM インスタンスについても、追加料金が導入されるようです。
cloud.google.com上記によると、
についても、2020年1月1日から追加料金の対象となるようです。
まぁこれらについてはVMとIPアドレスの削除をきっちりやっておけば、大丈夫かとは思いますが。とはいえ消し忘れやそれによる意図しない課金は避けたいですよね。
というわけで、意図しない課金を発生させないために最も確実な方法がコレです
プロジェクトを削除する
そうです、プロジェクトごとまるごと消してしまえば、それ以降の課金は確実に避けられます。
利用終了したプロジェクトは、必要なバックアップなどを取得したら、削除してしまい、無駄な課金が発生しないようにしましょう。0円GCP生活!無料!やったぜ!
特に企業などで使っている場合は、予算や費用負担の話などもあり、終了したはずのプロジェクトで費用の発生は避けたいですよね……。
そんなに迷うこともないかとは思いますが、実際の手順としては
左メニュー→IAMと管理→設定 から
「シャットダウン」をクリックして、プロジェクトIDを入力すると、プロジェクトの削除が始まります。
30日以内であれば、プロジェクトのオーナーは、削除を取り消すことができるようです
「一部のリソースはこれより早く削除されることがあります」とのことですので、そこは(どこ?)注意が必要ですね。
まとめ
というわけで、GCPの意図しない課金を発生させないためには、プロジェクトの削除だよ!という話でした。
それではまた!